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梅乃宿とは04 日本酒を造り伝える幸せ

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酒を造るということは、日本の文化を継承するということ。
酒文化の伝道する梅乃宿のポリシーをご紹介します。

vol.2 造り手が考える新しい酒文化 杜氏 北場 広治

杜氏 北場広治

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時代の変化に合わせて、人びとの食に対する嗜好が変化し、それに伴って求められる酒も変わってきました。昔は日本酒といえば米の旨みを引き出した甘口の酒が一般的でしたが、酔える辛口の日本酒がブームになり、その後再び甘口の酒が話題になる。こうした味の流行が生まれるのも、日本酒が香りも味もバリエーション豊かな酒である所以だと思います。

こうした背景のなかで、わたしたち造り手は三つの味の創造を目指しています。一つ目は伝統を引き継ぐ味。二つ目は時代を感じさせる新しい味。そして三つ目はわたしたち造り手が自由に造る味。いずれも昔ながらの酒造りを守りながら醸すという点は同じですが、そこに造り手の技術を加えることで味の幅を広げ、日本酒の魅力を深めていくわけです。培ってきた技術、日本酒造りにおける大切な部分は決して崩さず、なおかつ挑戦を続けることでさらにおいしい日本酒を生み出していく。造り手にとっても、飲み手にとっても、日本酒の世界は奥が深いんですね。

ところで、わたしたち造り手は、ただ日本酒を造ることだけが仕事ではありません。お客さまの評価に耳を傾けることはもちろん大切ですし、自分たちが造った酒の良し悪しを見極めることも必要。時代の流れを敏感に察知し、マーケティングを考えることで酒造りのヒントを見つけ、それを実現するために新しい技術を身につけることも求められます。

わたしにとっての新しい酒文化の創造とは、こうした造り手の努力や思いを日本酒という商品でお客さまに伝え、飲み方の提案までをおこなうこと。伝統を引き継ぐ味は一層グレードを上げ、一方で誰もがハッとするような新しい味の創造も目指していく。そして、その酒をおいしく飲む方法も紹介したいと考えています。

日本酒の可能性は無限に広がっています。これからの梅乃宿にご期待ください。

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