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梅乃宿とは04 日本酒を造り伝える幸せ

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酒を造るということは、日本の文化を継承するということ。
酒文化の伝道する梅乃宿のポリシーをご紹介します。

梅乃宿を支える女性たち(女大奥)
Vol.5 結婚、妊娠、出産後も、仕事が続けられることが幸せです。

ishiduka11商品開発部 石塚 好

大学院を卒業して梅乃宿に入社し、8年目を迎えました。仕事は入社2年目以降ずっと開発一筋。リキュールの研究を続けています。
入社後、社内で夫と出会って結婚し、2015年の11月末に長男を出産しました。予定日が12月の頭だったため、大事をとって10月1日から産休を、出産後も1年間の育児休暇をいただき、2016年の11月に仕事への復帰を果たしました。
育休を取った1年間は、物の見方が大きく変わった1年でもありました。スーパーに行けば、自然と無添加食品や有機野菜に目が行き、食材にもこだわりが生まれました。おやつを手づくりできたらいいなと、製菓材料を手に取ることも。以前の私では考えられなかった行動です。また、子ども関連のニュースに敏感になったことも驚きでした。朝から夕方までずっとテレビを点けていたことで、世の中の動きや流行が手に取るようにわかり、この1年は自分の中に情報を溜め込む期間なのだと考えていた時期でもありました。
仕事に復帰したのは、息子が1歳になってから。再び会社に通うようになって、最初に感じたのは、会社は私にとってストレスが少ない場所だということでした。出産も育児も初めての経験だっただけに、育休の間は毎日に大なり小なり緊張感がありましたが、会社で仲間に会い、何気ないおしゃべりをすることがこんなにも楽しいことだったんだと改めて気づきました。息子は保育園に預けていますが、接する時間が短くなった分、会う時間の愛おしさが増し、仕事に復帰したことで自分の中に余裕が生まれたのを実感しました。
復帰後は、浦島太郎になったかのように過去の自分の研究のことさえ忘れてしまっていることに愕然としましたが、時間をかけてリセットすることも必要なのだと思い直し、研究ノートを見直したり、以前のリキュールの開発過程を辿ることに時間を割きました。それができたのも、会社の器の大きさがあったからこそ。保育園のお迎えがあるため働ける時間には制約がありますが、その日にすること、その週にすることをしっかり計画して実行できるようになり、時間の使い方も上手になりました。
復帰後はまた、つくりたい物にも変化が生まれました。日本酒やリキュールを造る上で生まれる酒粕や米ぬか、梅の実などの副産物に目が行き、眠っている物をもっと活用したいと考えるようになったのです。現在はリキュールの研究も進めつつ、こうした副産物を有効活用して新しい商品につなげる研究にも取り組んでいます。
日本はまだまだ男性を中心に社会が動いていますが、梅乃宿は、男性と女性が同じ土俵で働ける会社。育休を取った時も、社長から「しっかり休んでいい前例をつくり、後に続く女性がたくさん出るようにしてほしい」と言っていただきました。夢は梅乃宿を代表するようなヒット商品を生み出すこと。また仕事に取り組める幸せをやる気に替えて、挑戦を続けます。

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