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梅乃宿とは04 日本酒を造り伝える幸せ

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酒を造るということは、日本の文化を継承するということ。
酒文化の伝道する梅乃宿のポリシーをご紹介します。

梅乃宿を支える女性たち
Vol.12 梅乃宿をもっといい会社にするために、新しい取り組みに挑戦。

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五代目蔵元 吉田 佳代 

 

梅乃宿の社長に就任して、早くも4年が経ちました。就任以来ずっと、スローガンとして提唱している「新しい酒文化」を模索してきましたが、梅乃宿が進むべき道は、日本酒を大切にしながら新しい取り組みに挑戦していくことであり、あくまでも「新しい」を追求することであると自信を持って言えるようになってきました。
これまで梅乃宿は、日本酒という伝統と、リキュールという革新の2つの柱によって事業を展開してきましたが、日本酒やリキュールといったジャンルを気にしているのは私たちも含む売り手だけで、お客さまは純粋においしいお酒を求めていることもわかってきました。リキュールは確かに大ヒットし、それが梅乃宿の成長につながりました。しかし、この人気がいつまでも続くわけではありません。ヒット商品は実は脆弱な要素であり、梅乃宿の10年、20年、50年、100年を見据えた時には、次の大きな柱が必要なのです。
このため、日本酒、リキュールに続く第3の柱として、アメリカで販売会社を立ち上げ、その会社の商品として海外で本格的に梅乃宿のリキュールや日本酒を販売することを決めました。
一方、国内では、梅乃宿を大切に思ってくださっている皆さまの期待に応えるために、梅乃宿のブランド価値を上げる戦略を打ち出していく予定です。
梅乃宿は、酒造業界では珍しく、人を表に出している蔵だと自負しています。ホームページでこのシリーズを展開しているのも、頑張っているスタッフ一人ひとりにスポットを当て、さらにみんながイキイキと働ける蔵にしたいと考えているから。学生時代に経営資源という考え方を知った時から、「経営資源の中で最も大事なのは人材である」と感じていました。実際に梅乃宿を客観的に見てみると、アルバイトも含むスタッフ全員が一番の宝であることを実感し、スタッフの成長を見守っていきたいという気持ちも強くなっています。このため、年に2回、社員全員と社長面談を行い、スタッフ自身の希望や「もっとこんな取り組みをしたい」という思いを引き出し、配属や経営に反映させる努力を続けています。
第3の柱をつくることも、スタッフ全員を引き上げることも、すべては「もっといい会社にしたい」という思いがあるからこそ。梅乃宿は、吉田家が代々引き継いできた会社であり、私にとっても生まれた時から近くにある大好きな蔵ですが、いつまでも吉田家のものではいけないと考えています。いずれは吉田家と切り離し、安定した企業として独り立ちさせることが将来の目標です。
小さな酒蔵としての希少価値を目指すのではなく、お客さまに望まれるおいしいお酒を安定して提供できる企業を目指す。これは、私にとっても、梅乃宿にとっても大きな挑戦です。しかし、スタッフが人として成長してくれるように、梅乃宿も会社として成長していかなければなりません。
私は、「新しい酒文化」とともに、飲み手と造り手の楽しさを追求したいと考えています。だからこそ、酒造りを通して『新しい』&『ワクワク』を創り出し、それをお客さまと私たちが共有することが大切なのです。今後は、未来を見据えた梅乃宿が発売する新製品にもぜひ注目してください。

 

 

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