「梅乃宿のプロフェッショナル」のコーナーでは、梅乃宿酒造で働く“プロフェッショナル”なスタッフの仕事にまつわるこだわりや思いをご紹介します。
梅乃宿のリキュールを主とした商品開発を手掛けるマーケティング部企画開発課の井上さんにインタビューしました。
普段どのようなお仕事をしていますか?
開発の業務が、商品の中身の開発、パッケージ、ラベルデザイン等を担っている中、私は主に商品の中身の開発を担当しています。新商品として発売するリキュールやスピリッツについて、調合を繰り返しながらおいしい味わいを見つけて、その後原価への落とし込みをしています。
味わいが決まった後は、本製品にするため、製造各部門との打合せをして1つの商品になるまでの調整をしています。
開発の仕事で、大切にしていることは何ですか?
梅乃宿酒造が大切にしている「ワクワク」や「枠にとらわれない」といった信念や哲学のようなものは、開発の仕事をするうえでも同様に大切にしています。
枠にとらわれない視点として、酒類だけに限らず食全般に対するアンテナは広く張るようにしています。
例えば、多くの人が「美味しい」と評価しているお店に行ってみて、「みんなが美味しいと思うレベル感はどこか」と自分の中で調査してみたり、スーパーでもお酒売場だけではなくお菓子売り場やジュース売場などでどのような商品が出ているのか、こまめにチェックするようにしています。
開発の仕事でのこだわりは何ですか?
素材の組合せで、美味しい組み合わせを見つけることにはこだわりますね。
例えば、お茶と果実の組み合わせを試していた際には新たな発見が多くあり、その中でも奈良のイメージとマッチした「大和の柿とほうじ茶の組み合わせ」など、新しい味わいに出会えた時は面白かったです。
今後お客様にどんなワクワクを届けたいですか?
”ワクワク”というと、「思っていたよりもおいしい!」や、「次はどんな商品が出るんだろう」という、期待を超えることだと思っています。
そのため、新商品で皆様の期待を超えるような味わいをつくっていくことでワクワクを届けていけたらと思っています。