UMENOYADO GINができるまで〈前編〉‐味わいの設計‐

2025.01.08

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UMENOYADO GINができるまで〈前編〉‐味わいの設計‐

  

『梅乃宿の「ここだけの話」』では、梅乃宿酒造の商品にまつわるこだわりや開発秘話をご紹介します。 

 

 

2024年7月1日に発売したUMENOYADO GINについてご紹介します。

ジンとは?

ジンは、ジントニックやマティーニなどたくさんのカクテルに使われる蒸留酒です。

ジンは、ジュニパーベリーという針葉樹の実を使って風味付けをし、蒸留して完成するため、無色透明の液体でアルコール度数は高い(35~50度程度)ものが多いのが特徴です。

ジュニパーベリーは、爽やかな苦味と抜けるような香りが特徴で、ジンはジュニパーベリーの風味を基本として、柑橘やハーブなどの香りの組み合わせが無限大なため、メーカーにより異なる風味が楽しめます。

UMENOYADO GINの開発について

ジンの製造において素材の組み合わせが無限大ということは、どんな制限もなく味作りができるということです。

そこで、商品名をUMENOYADO GINと決めたことから、梅乃宿の名前を体現するジンとは?という紐解きから開発を始めました。

梅乃宿酒造は、日本酒や果実のお酒を造り続けている地酒蔵であり、多くの果物やお酒をブレンドする技術を持っています。

そして、もっとたくさんのお客さまに喜んでいただける商品をつくりたいと考えたどり着いたのが、

 

 ・ゆず、レモンの爽やかな香り立ち

 ・りんごの柔らかな甘み

 ・梅乃宿特製の日本酒の芳醇な香り

 

 を包み込んだ、梅乃宿酒造だからこそできる優雅な味わいでした。

ジンの研修にオランダへ

これまで日本酒とリキュールを製造してきた梅乃宿酒造ですが、開発当初はジンに関する十分な知識を持った社員はいませんでした。

そこで梅乃宿酒造は、当時の開発担当者にジンに対する十分な知識を学ばせるため、ジンが生まれた国であると言われているオランダへ研修に行かせることにしました。
オランダの研修では、アメリカ、イギリス、南アフリカ共和国など、世界中から20名程度の参加者が集まり、梅乃宿酒造の開発担当者も言語の壁を超え、本場オランダの地で蒸留の理論と実践を学んだのでした。

 

 

UMENOYADO GINができるまで〈後編〉-蒸留の科学-の記事はこちら

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